日本の英語教育は読み書きが中心です
今日の英語教育に対する考え方は、以前と大きく違い文法より会話力を身に付ける方向になっています。しかしそれでも、日本の英語教育は、読み書きが中心のため、英会話が苦手という特徴が見られます。したがって、日本の英語教育で良い成績を取っているからといって、英会話ができるかというと、全くそうではないということです。
英会話スクールに通っても、初級から中級レベルになるまでには、半年位はかかります。最初の3ヶ月ぐらいはリスニングが中心で、英語話せるようになるにはもう少し時間がかかります。
留学先で、ネイティブの人たちの会話を聞き取れるには、3ヶ月以上はかかりますので、短期留学となると聞き取れる頃に帰国しなければなりません。
そんな悲しい事態を避けるためには、留学前には聞き取る力をつける必要があります。日本でそれだけ英会話ができるようになれば、留学は必要ないじゃないか、と思われるかもしれませんが、生徒に気を使いながら講師が話をしてくれるのと、ネイティブの人たちの中で会話をするのとでは、経験の質が違うため留学は意味があります。
学ぶ英語を使う英語に
日本での英語習得の方法は、やはり「英語を学ぶ」ということになります。ただ、学ぶだけでは限界があります。やはり使わないと、身には付きません。そのために効果的なのが「英語を使う」環境をより与えてくれる留学ということになるのです。
スポーツでもそうですよね。競技のルールやスポーツのやり方、また専門的なテクニックを座学で学ぶことができます。ただ、それだけでは、上手くはなりません。学んだことを実際にやってみて、それを繰り返し、繰り返し、反復することでやっと身に付いていきます。
英語も同じことです。知識として知っているだけでは、実際には使い物になりません。どんどん使って、使って、使いまくらないと、実際にはあなたのものとして習得することはできないのです。そのために有効な手段として留学があると思ってください。