海外留学費用と海外遊学
留学のことを遊学とも言います。遊学の「遊」は、遊ぶということを意味するものではありません。「故郷を離れて」の意味で使われていますので、決して外国で遊ぶということではありません。留学生を勉強する人、遊学生を遊ぶ留学生と揶揄するのは、大間違いです。
ここでは敢えて、「留学」を「遊学」に置き換えてみようと思います。海外遊学は短期遊学と長期遊学に分けられます。短期遊学なら私費遊学や認定遊学が多く、長期遊学になると交換、私費遊学が多くなるようです。そのほかに、認定遊学、派遣遊学というのもあります。
交換遊学とは、日本の大学が海外の大学と協定を結び、互いの大学の学生が正規課程として遊学する制度で、期間は1年間が多いようです。
認定遊学とは、交換遊学ではない場合は正規課程として認定されないので休学扱いになるところを、正規課程として認めて貰うためのシステムです。
私費の場合は、自己負担による遊学で、6ヶ月から1年間と長期の場合は、在籍している大学を休学しての海外遊学となります。
ですから、私費の場合は短期になるのです。
私費でする語学留学は短期間が一般的
海外で勉強をしようとする場合、学生と社会人とでは大きく違いがでてきます。社会人なら1週間から2週間くらいがせいぜいでしょう。
学生側なら、留学の形態によって異なります。交換留学なら1年間の長期になります。しかし、私費で渡航する語学留学の場合は、どうしても短期になります。せっかく、語学が出来るようになりたくて海外に行ったのに、3ヶ月程度の短期ではあまり成果が上がりません。
成果をあげるためには、ホームレッスンや短期集中コースを利用するといいでしょう。また、渡航する前に日本でしっかりと英会話レッスンを受けて、本番を試す意味で海外に行ってみるというのもいいかもしれません。
言える事は、下準備をしないで留学してもあんまり意味がないということです。渡航してから語学を学ぼうというのでは全くもって、本末転倒という事です。